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米国医師会は、同会が運営するウェブサイト上に掲載する情報の質、広告、プライバシー等についてのガイドラインを作成し、「米国医師会雑誌」の2000年3月22/29日号に掲載しました。
インターネットによる一般向けの医療.健康情報の提供が活発になることで、医師と患者の関係は、権威者の医師が患者に助言や治療を提供するというこれまでのあり方から、双方が情報を共有しながら治療方針を決めていく方向へと、変化しつつあります。
その一方で、インターネット上の医療情報の質のばらつき、商業主義の影響、プライバシー侵害の危険性などの問題点も指摘されてきました。
米国医師会では、1995年より「米国医師会雑誌」等の抄録をインターネットで公開したのを皮切りに、1997年春からは消費者向けのサイトである「ヘルスーインサイト」を開設、1999年9月からは医師会雑誌等の全文も公開してきた。
今回、米国医師会では、医師会が作成するインターネット上の情報について、コンテンツ(情報内容)、広告、プライバシー、E-コマース(インターネット上での商品サービス購入)という4分野についてのガイドラインを作成した。
技術的細部にわたり規定例えばコンテンツについてのガイドラインでは、情報の掲載前に独自性、正確さ、信頼性などについて第3者の審査を受ける、情報を掲載した期日を明記し必要に応じて内容を更新する、情報の作成者を明記する、などの事項が定められています。
広告についての指針として、医師会のウェブサイトに広告を掲載することは基本的に可能とするが、広告とコンテンツを明確に区別し、コンテンツと同じテーマの広告を同じ場所に掲載しないことなどを定めています。
またプライバシー保護について、個人が特定のウェブサイトをどのように利用しているかを同定できる「クッキーファイル」と呼ばれるデータファイルの利用規定を定めるほか、E-コマースについての規定では、商品やサービスの注文にあたってセキュリティの保護されたソフトウェアを用いるよう定めるなど、技術的な細部にわたる規定がされています。
米国医師会では、今回のガイドラインの公表をきっかけとして、各層からの意見を広く求めるほか、インターネット技術の進歩に応じて規定も更新していく方針です。
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